もど記

はてなダイアリーとはてなハイクの後継

棚橋のポッドキャストで、MSGの話をしていた。「あの大舞台を経験したジェイ・ホワイトはぐっと成長する」というようなことを言っていた。なるほどなと思った。


ところで、私はその少し後の地方巡業を観戦した。とても楽しかった。この地に新日本が来るのは年に1回かよくて2回だ。その全てに行けるとは限らないが、私が行った範囲で感じたことは、地方大会というのはよくもわるくものんびりしているなということだ。座席もよく埋まっているとはいい難いし、当然TVカメラなど入っていない。これは地域性があるのかもしれないが、観客もおとなしめだ。
それで、先日の観戦の時から漠然と思っていることなのだが、あのような特別な大きい大会とここのような地方都市の地味なそれとの間の落差とは彼らにとってどのようなものなのだろうか。勿論きっちり仕事をしてくれたことは現に見ていた私がよく知っている。落差をも楽しんでいるかもしれない。ただ、率直に「すっげえ差があるなあ」と感じることはあるだろうと思う。それはどんな感じなんだろう。どんな風に味わっているんだろう。私は決して知ることができないその感覚に、棚橋の言葉を聞いて改めて思いを馳せた。